Amazon Web Services が東京にデータセンターを開設したということで、Amazon EC2 で東京リージョンのものを使ってみました。Amazon が用意している Windows のAMI は、標準では日本語版ではなく、英語版でした。しかし、日本語言語パックがインストール済なので、言語の設定を変更するだけで日本語 Windows になります。なお、言語の設定の手順は、Amazon EC2 で Windows 環境の構築 その2 日本語化にメモをしています。

価格につては、東京リージョンの利用料金はかなり割り増しになることが予想されていました。実際にどうなったかをWindows サーバーで計算してみると US East と比較して、オンデマンドインスタンスだと微妙に高いぐらいですが、スモールインスタンスの一括払いだと 20% ぐらい高くなり、マイクロインスタンスの一括払いになると 30% 少々も高くなってしまいます(詳細は、Amazon EC2 で Windows サーバーを構築にメモ)。スポットインスタンスの利用料金も同様に高くなっていて、マイクロインスタンスの利用料金が実態としてはかなり高くなるのは痛いですね。

レスポンスは、アメリカのサーバーと比較すると、遅延がなくかなりいい状況です。ただ、サーバーが混雑していないためレスポンスがいいということも考えられるので、もう少しテストをしながら様子を見たいと思っています。